猫がソファで吐き戻した!カバーを外して洗えない生地へのしみこみ・においへの対処法
お悩み解決
2022.02.24
猫は吐く生き物
猫はよく吐く生き物。舌によるブラッシングで胃に溜まった毛玉を吐き出す性質に加え、早食い癖がつきやすいため吐き戻しやすいのです。そんな猫と暮らしていく中で吐物の処理は避けては通れないものですが、猫が大事なソファに吐き戻して困ったという経験をお持ちの方も多いはず。
今回は、猫がソファで吐き戻したときににおいやシミを残さない対処法や、猫が吐き戻しても対処しやすいソファなどをご紹介します。
猫がソファで吐き戻したときの対処法
ソファはフローリングなどと違って水分が染みこむうえ、ラグやマットのように丸洗いができません。そのため猫がソファに吐き戻したとき慌ててしまいがちですが、きちんと対処できれば大事なソファを清潔に維持できます。吐物をティッシュなどで取り除いたあと、これからご紹介する対処法を試してみてください。
1 用意するもの
はじめに以下のアイテムを用意します。
・タオル2枚
・酸素系漂白剤
・ドライヤー
・ビニール手袋もしくはゴム手袋(必要な場合)
2 タオルをお湯で濡らす
まずは吐物の染みこみ対策の準備です。タオルを1枚お湯で濡らして絞ります。
3 濡らしたタオルで猫が嘔吐した場所を軽く叩く
ソファの猫が吐き戻した部分を、濡らしたタオルでトントンと軽く叩きます。ソファの繊維に染みこんでしまった吐物の汚れを叩いて浮き上がらせるイメージです。この際、タオルでゴシゴシこすってしまうと汚れが繊維に刷り込まれてしまうので、こすらずに根気よく叩き続けましょう。
4 お湯に酸素系漂白剤を溶かし、タオルを浸す
お湯に酸素系漂白剤を溶かして2枚目のタオルを浸します。量の目安はお湯1リットルに酸素系漂白剤を大さじ2~3杯。酸素系漂白剤の濃度が薄いと消臭効果が薄れるので、気持ち多めに溶かすのがベターです。
5 絞ったタオルで猫が吐き戻した場所を軽く叩く
酸素系漂白剤を溶かしたお湯にひたし、絞ったタオルで猫が吐き戻した場所をトントンと軽く叩きます。今度は酸素系漂白剤をソファの繊維に染みこませるイメージです。このとき手荒れが気になる場合はビニール手袋もしくはゴム手袋を着用してください。
なお酸素系漂白剤を使っても基本的に繊維の色落ちはしませんが、変色や色落ちが心配な場合はソファの目立たないところで試してから作業にあたりましょう。
6 1時間ほど放置
酸素系漂白剤を染みこませたタオルで十分にソファを叩いたら、そのまま1時間ほど放置します。
7 お湯で濡らしたタオルでソファを再度軽く叩く
お湯で濡らしたタオルで、猫が吐き戻した箇所をもう一度トントンと軽く叩いていきます。この作業で、生地に染みこませた酸素系漂白剤を浮き出させていきます。
8 ドライヤーでソファを乾かす
十分に叩いたらドライヤーでソファを乾かしていきます。生地にお湯が染みこみすぎている場合は、一度乾いたタオルで水気を吸い取ってからドライヤーをかけるのがおすすめです。
ここまでで猫がソファに吐き戻したところの染み・におい取りの作業は完了です。
9 ここまでの手順でにおいが取れない場合は…
酸素系漂白剤を使った方法でもソファに染み付いた吐物のにおいが取れない場合は、これからご紹介する方法を試してみてください。
1 酸素系漂白剤を濃く溶かして再トライ
これまでご紹介した手順で猫の吐物を処理しても、酸素系漂白剤の濃度が薄ければ消臭効果は十分には得られません。お湯に溶かす酸素系漂白剤の量を最初より多くして、同じ手順で再トライしてみましょう。
2 重曹を使う
重曹には除菌消臭の効果があります。猫の吐物のにおい取りにも効果的なので、ソファの上から重曹を振りかけてみましょう。振りかけたらそのまま何時間か放置します。重蔵がしっかり消臭してくれたら、掃除機で重曹をきれいに吸い取ってください。
3 消臭スプレーを使う
除菌スプレーは最も手軽なにおい対策です。酸素系漂白剤や重曹を使ってもにおいが気になる場合は消臭スプレーを頼りましょう。
ただし香料が使われた除菌スプレーは猫に悪影響を与える恐れがあるため使用はおすすめしません。また消臭スプレーはにおい取りの根本的な対策にはならないため、可能な限り酸素系漂白剤や重曹で対策しましょう。
4 部屋の換気をする
においが「なんとなく残っている気がする」程度の場合は、においの粒子が室内にとどまっているだけという可能性もあります。換気をして空気を入れ替え、様子をみてみましょう。
猫が吐き戻しても対処しやすいソファ
猫が吐き戻したソファへの対策は手間がかかります。それにせっかく頑張って処理しても、ソファに染みついた色やにおいが完全に消えるとは限りません。しかし猫は吐き戻しやすい生き物。猫が大切なソファに吐き戻してしまう可能性は常に潜んでいます。
そこで猫を飼っている方におすすめなのが、猫の吐き戻しにも対処しやすい機能を持ったソファの購入です。
Fumiのペット対応ソファ
株式会社HANDSのブランド「Fumi」では、ペットとの暮らしに寄り添うソファシリーズを取り扱っています。ペットと末永く安心して暮らしていくために開発されたFumiのソファには、猫がソファで吐き戻しても手間をかけずに対処できる機能が備わっています。
今回はそんなFumiのソファの中からおすすめの商品を3つご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
1 無駄のないソファ
「無駄のないソファ」はくつろぎ方に合わせてカスタマイズできる個性的なソファです。背フレームの裏面に特殊滑り止め加工が施されているため、背フレームを好きな配置にすることができます。背フレームを床に置いて猫と近い目線で生活できる点もユニークです。
そんな「無駄のないソファ」のカバーはご自宅での手洗い洗濯が可能。猫の吐き戻しにも対応しやすい仕様のため、猫の飼い主におすすめです。
→「無駄のないソファ」商品ページ
2 クッションでくつろぐソファ
「クッションでくつろぐソファ」は付属の5つのクッションを自由に配置して楽しむソファです。ベッドのように足を伸ばしてくつろげるスペースもあるのでリラックスタイムには最適。クッションは各インテリアショップで購入できる450×450㎜のカバーがピッタリなサイズなので、クッションカバーをアレンジして楽しむこともできます。
「クッションでくつろぐソファ」も「無駄のないソファ」と同じく、カバーは外してご自宅での手洗いが可能。そのため猫がソファに吐き戻してしまった場合も対処が簡単です。
→「クッションでくつろぐソファ」商品ページ
3 コンセントの付いたソファ
「コンセントの付いたソファ」にはその名のとおりコンセントが付いています。ソファでスマホの充電ができるため、スマホを見ながらゴロゴロしたいリラックスタイムに最適です。USBポートも付いているためテレワークでも活躍してくれます。
「コンセントの付いたソファ」の生地は超微細の糸を細かく編み込んだレザー風。こちらもご自宅で手洗いが可能なので、猫が吐き戻してしまったときも安心です。また30度未満の水分に対して撥水効果があるため、猫が吐き戻しても汚れやにおいがソファ本体にまで染みこまないのも大きな長所です。また、カバーは外してご自宅での手洗いが可能。そのため猫がソファに吐き戻してしまった場合も対処が簡単です。
→「コンセントの付いたソファ」商品ページ
猫がソファで吐き戻しても慌てずに
猫がソファで吐き戻してしまったら、生地への染みこみやにおい対策が欠かせません。この記事でご紹介した対処方法を参考に、慌てず処理して元通りのソファを取り戻しましょう。
またペット対応生地のソファを導入しておけば、猫が吐き戻したときにも対処がしやすく、いざというときに慌てる必要がなくなります。猫のソファへの吐き戻しが心配な方や、猫にソファを汚されて困った経験がある方は、猫の吐き戻し対策に適したカバーの洗濯可能なFumiのペット対応ソファを導入してみてはいかがでしょうか。