猫がソファをひっかくのはなぜ?対処法とオススメのソファをご紹介

猫がソファをひっかくのはなぜ?対処法とオススメのソファをご紹介

お悩み解決

2022.02.18

猫がソファをひっかく理由とは?

猫は本能的に爪とぎをする生き物です。
しかし猫用の爪とぎグッズを用意しているのに、ソファを猫にボロボロにされて困っている飼い主も多いはず。
猫はなぜ、あえて大切なソファをひっかくのでしょうか?
そこには大きく分けて4つの理由が隠されています。

1 ソファが猫の爪とぎに最適だから

実はソファは、猫にとって爪とぎに最適な家具。ソファは猫がひっかきたくなる大きな要素をふたつ兼ね備えているのです。

・安定感がある

ソファは大型の家具で、人が座ったり立ったりしてもビクともしない安定感があります。もちろん猫が爪とぎをしたぐらいでは倒れることも動くこともありません。だから猫は力いっぱいひっかけるソファを好むのです。

・柔軟性がある

多くのソファは猫がひっかきやすい材質でできています。ソファに主に使われる布や木材は、猫が爪をひっかけやすい柔軟性に富んだ素材。そんなソファは猫にとって最高のとぎ心地なのです。

2 マーキング

猫の爪とぎにはマーキングの意味もあります。爪とぎによって対象に自分の爪跡をつけると同時に、肉球から出る分泌液をその場所にこすりつけることで、自分の縄張りであると周囲にアピールできます。飼い主のにおいがしみついた大切なソファだからこそ、自分の縄張りでもあると主張したくなるのです。

3 飼い主にかまってほしい

ダメだと言われた場所で爪とぎをするのは、猫から飼い主への「かまってほしい」サインかもしれません。猫がソファをひっかくのは、飼い主の注意を引きたい自己アピールでもあります。

4 ストレス発散

ストレスが溜まっている時にも猫は爪とぎをします。何かを思いっきりひっかくことでストレスを発散するのです。ソファをやたらとひっかく場合、猫の中に不満かストレスがあるのかもしれません。

猫がソファをひっかくのを防ぐ対処法5選

猫がソファをひっかく理由はさまざまですが、その分対処法もたくさんあります。今回はそんな対処法の中から選りすぐりの5個ご紹介するので、猫のソファでの爪とぎで困っている方はぜひ参考にしてみてください。

1 ソファカバーをかける

ソファカバーを活用するのは、手っ取り早い爪とぎ防止の対処法です。特に目の細かい布や合皮・レザーなどは、猫にとってひっかき心地が良くない素材なのでソファカバーにおすすめです。

2 爪とぎグッズを充実させる

猫の中には、決まった1か所で爪とぎするのが好きなタイプがいれば、色々な場所で爪とぎしたいタイプもいます。「爪とぎを用意しているのにソファをひっかく」とお悩みの場合は、設置する爪とぎの数を増やしてみましょう。爪とぎができる場所が増えれば、満足してソファをひっかかなくなる可能性があります。
→uminecco(ウミネッコ)の爪とぎ商品一覧

3 爪とぎのしつけをする

猫がソファで爪とぎをしないようしつけをするのもひとつの対策方法です。ただ、猫に「ここをひっかいてはダメ」と教えるのは難しいので、猫が専用の爪とぎを使った時によく褒めるなど、「ここでなら爪とぎをしていい」と教える方向で考えると良いでしょう。

4 猫の爪をこまめにお手入れ

猫の爪をこまめにお手入れすることも、猫がソファをひっかく対策に繋がります。爪のお手入れが行き届いていれば爪とぎの必要性が低くなるからです。また猫の爪を切っておけば、猫がソファをひっかいた際にもソファが傷つきにくくなります。

5 ペット対応生地を使ったソファを購入

ソファ自体をペット対応生地の商品に買い替えれば、ひっかき対策をあれこれ考える必要がなくなります。見た目やカラーがオシャレな商品も多くあるので、お部屋や好みに合ったペット対応ソファを探してみてはいかがでしょうか。

猫のひっかきに強いソファの特徴とは

猫のひっかきに強いソファにはいくつか特徴があります。ソファ自体を見直す場合、これからご紹介する特徴を踏まえた商品から選ぶのがおすすめです。

猫の爪が引っかかりにくい生地

ソファの生地の多くは、目が粗く、猫が爪をひっかけやすい構造になっています。では逆に、猫が爪をひっかけにくい生地とはどういったものなのでしょうか。

1 スウェード生地

スウェードは超微細繊維で目が細かく、猫が爪を砥ごうとしても引っ掛かりにくい生地です。ひっかけない生地なので、猫がソファで爪をとぐ習慣がつきません。手触りがよくとても柔らかいので、ソファを使う飼い主にとっても嬉しい生地といえます。
→Fumiのスウェード生地

2 レザーやレザー風生地

レザーやレザー風の生地は、通常の布のように猫の爪がひっかかるスキマが無いので、猫の爪とぎ対策にはもってこいです。水濡れに強いので万が一猫が粗相をしても楽に掃除できるメリットもあります。水濡れに強い特性はソファでコーヒーなどをたしなむ人にとっても嬉しい長所といえるでしょう。
→Fumiのレザー風布生地

猫の爪とぎ対策にはFumiのペット対応ソファがオススメ

株式会社HANDSのブランド「Fumi」では、ペットとの暮らしに寄り添うソファシリーズが展開されています。Fumiが扱うのは、ペットと末永く暮らしていくための様々な機能が備わった、ペットにとっても飼い主にとっても優しいソファです。今回はそんなFumiブランドから、猫のひっかき対策機能を持つおすすめのソファを3つご紹介します。

1 無駄のないソファ

通常ソファは形が決まっているものですが、「無駄のないソファ」は背フレームを自由にレイアウトできます。スタンダードなソファのように背フレームを横並びに配置するのはもちろん、背フレームを床に置いて猫と近い目線で生活することも可能。好みのくつろぎ方に応じてソファをカスタイマイズできるのです。PET対応生地は超微細繊維のスウェード調。猫の爪が引っ掛かりにくく、爪をとぐ習慣が生まれにくいです。生地を汚しまった際は自宅で手洗いできる点も強みです。
→「無駄のないソファ」商品ページ

2 さえぎらないソファ

「さえぎらないソファ」は、背面の中間部に空間がある個性的な形状。この空間のおかげで、別々の空間にいる家族同士が遮られることなく交流できます。人と人とのつながりを大切にしたデザインです。こちらもPET対応生地は「無駄のないソファ」と同じくスウェード調。手触りの良さは猫にも飼い主も嬉しいポイントです。
→「さえぎらないソファ」商品ページ

3 コンセントの付いたソファ

「コンセントの付いたソファ」には、その名のとおりコンセントがついています。ソファの下部にはコンセントとUSBポートがあるため、スマホを見ながらのリラックスタイムはもちろん、テレワークでも重宝する商品になっています。生地はレザー風で猫の爪が引っ掛かりにくく、爪をとぐ習慣が生まれにくいというメリットがあります。ご家庭で手洗いができるため、猫が粗相をしたときでも掃除がしやすい生地です。
なお「コンセントの付いたソファ」は冷水に対しては撥水効果がありますが、30度以上の水分は撥水しないので注意が必要です。
→「コンセントの付いたソファ」商品ページ

猫の爪とぎ対策にはペット対応ソファ購入の検討を

猫がソファをひっかく理由はさまざまです。猫の性格や猫がソファをひっかく理由に合った対処法を試してみましょう。
しかし猫がソファをひっかくのをやめさせるのは至難の業。ペットのひっかき対策が施されたソファを使えば、飼い主にとってのストレスや心配事も軽減できます。猫がソファをひっかくことで悩んでいる飼い主は、ぜひペット対応ソファの購入を検討してみてください。